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12月10日に行われた西山さんによる講演会の報告をしたいと思います。
当初のタイムスケジュール通りにはいかず、少々時間を押してからのスタートとなりました。
5限終わりの寒い時間にもかかわらず、たくさんの方々が参加してくださいました。

西山さんは初めに3/11福島で何が起こったのかを話してくださいました。当時はお子さんだけは守らなければという使命で動いていたということでした。間もなく福島第一原発事故のニュースを知りさまざまな情報が飛び交う中で、西山さんは考えている以上に今の状況は危ないと思い、数日後に福島を離れる避難の決断をされました。このお話の中で印象的だったのは、事故当時の鬼気迫る福島の状況の話と、たくさんの人が混乱に陥り、正しい情報さえあれば受けなくて済んだ被ばくがあり、それを受けてしっまった人たちがたくさんいるという話でした。西山さんはお子さんを第一に考えて行動されて結果として避難という選択に踏み切られましたが、果たして自分があの当時同じ状況に立たされたとき正しい行動をとることができるかどうか考えさせられました。

続いて事故から一か月程度が過ぎてからの放射線量、除染についてのお話をしてくださいました。当時は近所周辺が考えられないほど線量が上がり、西山さんがGWに福島に戻った時子供たちは外遊びを禁止されていることや、外行く人が一様にマスク姿で出歩いているを見て、当時の福島の異様な光景に驚かれたそうです。このお話で特に印象に残ったのは現在公園などは除染が進んで立ち入りに影響が出ない程線量が下がったが、まだ神社のようなところは除染が進んでおらず、おもに雑草などの草が伸びきったまま放置されて除染できていないとのことでした。一方下がった公園というのもそれまであった緑豊かな公園のような状態ではなく草はおろか土がむき出しの殺風景な公園の状態であり、線量は元の状態に近づいたとはいえ失ってしまったものはとても大きいというお話でした。その2つの写真を見たときのギャップは相当なものでした。

最後に西山さんが現在行っている活動についてのお話をしてくださいました。これに関しましてはブログでの案内や講演会のチラシにもご紹介させていただきました。これからは避難者も自分たちで道を切り開けていくような避難者向けの就労サービスを行っていく必要があると考えておられて、伏見桃山のみんなのカフェを皮切りに避難者がその後迫られる今後の生活の選択の時に困らないようなワークショップを展開するコミュニティづくり進めていくというお話に大変感銘を受けました。西山さんのような一歩先を考えた行動というのは私たちサークルの中でも大変勉強になりました。

最後の言葉(伝えたいこと)としてに西山さん次の3つのことを述べられました。
・震災を理解して本当に大切なことなのはなんなのか、それは日常の些細なこと(普通の生活)であった
・何事にも情報を得ることが大切、その中で自分が正しいと思った情報を選び適切な行動をしていくこと
・事故を起こした東電に対して怒りはない、それよりも今まで無関心であり続けた1人1人、自分自身に問題があった。これ以上無関心でい続けることは絶対にいけない

今置かれている現状に甘んじることなく、また福島を心から愛する西山さんのお話に最後は心を打たれました。西山さんの心からの叫びを私たちは聞きました。まだまだ西山さんには話したりなかったことがあったと思います。その点に関しましては私たちサークルの至らなかった部分で申し訳なかったと思っています。それでも会場に来てくださった方々には西山さんの声が響いたと思います。西山さんのお話を聞いて、私たちにできることというものをもう一度見つめなおし、今後もお力になれるようなことがあったらぜひ協力させていただこうと思っています。
つたない文章でありましたが、以上で西山さんの講演会の報告を終わらせていただこうと思います。
改めて当日たくさんのお話をしてくださいました西山裕子さん、またお忙しい中ご来場くださった皆様に感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました!

また次のサークル企画としまして2014年1月に2013年の8月に行った福島視察報告会を開催する予定です。そちらのほうもぜひご参加の程よろしくお願いします。
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2013.12.24 Tue l 企画報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
【拡散希望】

3.11同志社学生ネットワーク主催講演会

「被曝する人々 福島第一原発(イチエフ)未収束の現場で」

※申し込み不要・参加費無料※

◆とき:2013年12月20日(金)18:20開場 18:30開演 20:00終了
終了後、交流会あり(無料、自由参加)

◆ところ:同志社大学今出川キャンパス 良心館1階RY106教室

止まらない汚染水漏れ、いっこうに進まない燃料棒の取り出し、除染、収束作業。「自分には関係ない」と思う前に考えなければならない。その作業をしているのは人間であることを。

◆講師:青木美希さん(朝日新聞特別報道部記者)
1997年 北海タイムス入社
1998年9月 北海道新聞入社、北海道警裏金問題(2003年11月から約1年のキャンペーン報道)などを手がける
2010年9月 朝日新聞入社、東京本社社会部
2011年9月 特別報道部へ、原発事故検証企画「プロメテウスの罠」などに参加
2013年 特別報道部の「手抜き除染」報道を手がける(取材班は新聞協会賞を受賞)

◆主催・連絡先
3.11同志社学生ネットワーク(代表:堅田恵〈法・4〉)
080-6166-8041(堅田)
dgnet311@live.jp
http://311doshisha.blog.fc2.com/

【3.11同志社学生ネットワークとは】
被災者支援と原発問題にとりくむ同志社大学の登録サークルです。
京都への避難者の方々への支援、いわき市の仮設住宅の方々や被曝労働者の方々との関係づくり、大学内でのイベント(講演会や写真展など)を行なっています。
新規メンバーも随時募集しています。何回生でも歓迎です。あなたの被災者支援や原発問題に対する熱い想いを活動に変えてみませんか?
サークルへのお問い合わせはお気軽に dgnet311@live.jp まで!

以上
2013.12.02 Mon l 企画案内 l コメント (0) トラックバック (0) l top
来る12月10日に講演会を開きます!!
タイトルは~原発事故被災者が『今』伝えたいこと~
時間は18:00~20:00(18:00開場―18:20開始)
場所は同志社大学今出川校地、良心館306教室です!
震災から2年半以上が経過し、被災者は未だに先行きの見えない生活を強いられています。あれから今に至るまでに被災者に見えてきたものとは?そして今、被災者が求めていること、望んでいることとは?
講演会ではご自身も避難者である西山さんに現状をお話ししていただき、避難者が抱える問題について皆さんと共に考える場を設けました。
決して私たちにとって他人ごとではない原発事故、これらの問題について少しでも関心のある方は是非ご参加ください。入場無料・予約不要です。

講演会責任者:奥健太郎(経済・2回生)Mail:bem0571@mail3.doshisha.ac.jp

西山祐子さんプロフィール
福島県福島市出身。仙台・東京で英語教師、通訳等の仕事に従事。出産を機に福島市に戻り子育ての最中に被災。震災直後に東京へ、そして2011年6月、京都に3歳の娘と父母と避難する。2011年12月に県外避難者の支援団体「避難者と支援者を結ぶ京都ネットワーク みんなの手」を発足。避難者への情報発信、ニーズに合わせた支援活動、地域への発信や避難者と地域をつなぐ活動などを行う。被災地である故郷との絆づくりも活動のひとつとして取り組む。
2012年夏には、京都の支援団体とともに、「こどもたちの夢の夏プロジェクト実行委員会」を結成。京都に避難している子供たちの友達を福島県から招待する「同級生再会プロジェクト」と、震災後離れて暮らしている避難者家族を京都に招待して思い出づくりをしてもらう「家族再会プロジェクト」を行い、離れて暮らす友達・家族の再会をサポートをした。
2013年5月には避難者の就労支援も兼ねて避難者と地域を結ぶコミュニティカフェ、「みんなのカフェ」をオープン。避難者が中心となりカフェを運営する。避難者の就労支援、自立支援、情報発信、コミュニティづくりの拠点にする。
2013年夏にも、同級生再会プロジェクト・家族再会プロジェクトを実施。避難している子供たちと京都の友達30名が再会を果たし、のべ100人以上が福島・京都で家族と再会した。
またこれまで、被災した経験を伝えようと各地で講演活動を行っている。

みんなの手HP: http://www.minnanonote.com
メール: minnanotekykyoto@gmail.com
みんなの手カフェの住所とアクセス :
京都市両替町4-319 京阪伏見桃山駅もしくは近鉄桃山御陵前駅徒歩2分
営業時間  月~木 9時から17時 金・土 9時~22時 日 11時から17時
2013.12.01 Sun l 企画案内 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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