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3月10日土曜日、京都で開催された原発問題に関連する二つのイベントにサークルで参加しました。

ひとつは、京都の祇園・八坂神社の奥にある円山公園と同公園内の野外音楽堂で開催された「バイバイ原発3.10きょうと」というイベントです。
野音で開かれる本集会の前には、円山公園で学生たちの実行委員が中心に企画したライブパフォーマンスや出店、フリースピーチの会場が用意されていて、私たちが行った頃には既にたくさんの人たちが集まっていました。

3.10周辺イベント

私たちのサークルもフリースピーチに参加し、京都に放射能を逃れて避難して来られた方々が抱えている課題や学生たちを巻き込んで脱原発を実現していきます!という意気込みをアピールしました。

フリースピーチ

私たちのスピーチの前には、これまでブログでもたびたび紹介している避難者で「ふれあいの会」「みんなの手」という団体を主催されている西山さんからのアピールもありました。「東京電力が作る電気は福島の人たちは一切使っていないのに、事故が起こって故郷を追い出された。」「自分は物心ついたころから原発があったが、一人の子を持つ大人として反対してこなかったのがいけなかったのだろうか。」という悲しみや怒り、後悔といった複雑な胸中がうかがい知れるお話がとても印象的でした。改めて原発事故のむごさを感じさせられた瞬間でした。

西山さん

2時も近づき、いよいよ野音での本集会。会場に向かったはいいものの会場に向かう通路から大勢の人が列をなし、会場は人で溢れ、私たちはあいている会場内通路の階段を見つけてようやく腰を掛けることができるといった具合でした。

集会

syuukai.jpg

本集会では反原発で有名な京大原子炉実験所助教授の小出裕章さんからのアピールや「制服向上委員会」という制服を着たアイドルグループ?の脱原発の歌があり、はじめはどうなることやら・・と見ていましたが、けっこう面白くて、歌い終わる頃には会場も意外と盛り上がっていました。

2時45分からデモへ出発ですが、なんせ人が多いので会場からの移動にも時間がかかり、その上、デモの最後尾の若者たちがやっているサウンドデモに合流することにしたので、八坂神社の門の前の公道に出るのに1時間以上もかかりました。
soundcar.jpg

私たちも武装し(?!)街を行進!
suzuki.jpg pura.jpg
pura2.jpg pura4.jpg

oudanmaku.jpg
demo.jpg

デモ隊は八坂神社石段下から四条を西に~河原町を北上して市役所へ向かいました。寒さに負けず、待ち行く人に脱原発をアピールしました。
主催者発表によるとこの日の集会・デモの参加者は約6000人だったそうです。昨年の原発事故以後、京都で開かれたものの中では今回が一番たくさん人が集まったのではないでしょうか。参加者の中にはベビーカーを押したり、小さな子どもを連れて歩く親子をたくさん見かけました。また、私たちと同世代の若者の参加者もボチボチありました。私たちもここ最近、ようやくこうした流れに合流するようになったばかりです。ゆっくりとしたペースですが少しずつ「脱原発」の市民のたたかいの輪が拡大しています。
「原発をなくしたい!!」という同じ思いを持ったさまざま人の輪の中で「原発を本当になくしていけるかもしれない」と明るい展望が開けてきたように感じました。一方で、まだまだ会場には学生の姿は少なく、「私たちが学生たちをもっともっと「脱原発」の人々のたたかいに巻き込んでいかなければいけないのだ。」という課題が見え、次への活動の意欲を新たにしました。


この日デモが解散地点の市役所に到着したのは5時ぐらいだったでしょうか。寒いし、立ちっぱなし、歩きっぱなしで疲れていましたが、この日はまだまだ終わりません。6時半からは四条烏丸のシルクホールで行なわれるもう一つのイベント、小出裕章さん(京大原子炉実験所助教)の講演会に参加しました。

小出講演

講演のテーマは<福島原発事故の真実~事故がつきつけた原発の危機~>。時間を目いっぱいに使った約2時間の長~い講演でしたが、内容はとても充実していました。

原発の基本的な仕組みから、原発で燃やすウランの埋蔵量が石炭や石油に比べてとても少ないこと、原発は危険があることが前提で過疎地に押し付けられた背景、現在進行中の福島原発事故の現状の解説、余震が続く中で大量の使用済み燃料が残されている燃料プールが崩壊する可能性があり、今その危機のだだ中にあるのだということ、今回の原発事故で死んだ人はいないと云われているが避難の際に置き去りにされ亡くなった人がいること、補償を受けられず自殺した農民がいたこと、多くの家畜が死んでいったこと、現在国が避難区域に指定している一部地域以外にも東北の太平洋側や関東の一部地域は放射線管理区域にしなければならないほど汚染が広がっていること、「法治国家」といわれながら原発事故を起こした政府の責任は追求されず反故にされているという矛盾、世界的に研究者の間で「ここまでなら被曝しても大丈夫」という安全値はない!という研究結果が支持されていること、原発による発電がなくても電力はまかなうことができるということなどが紹介されました。最後には、人々が普通に生活する場が放射能に汚染された現実を受け止め、私たちがどう生きるべきなのか?という問いが投げかけられ、チェルノブイリの紹介や私たちが未来に核のゴミを管理していかなければならない時の長さについてお話されました。

「原発問題って何?」という大きなテーマに全て答えてくれるような、とても分かりやすい講演でした。しかし、この講演会の場にも、デモよりも若者の参加が少なくとても残念でした。

新年度からは、私たちも学内でより活発に活動をしていきたいと思っています 春の新歓時期には原発問題を学ぶための講演会も準備しています!今回の講演会の機会を逃してしまったみなさんもぜひ、学内で私たちが開催する講演会に足を運んで下さい。詳細は近日中にアップ予定です!
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2012.03.13 Tue l 街頭行動 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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